テーマ:「きょう」
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鏡裡に微笑う春つぼみ |
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とにかく世界観の作りが秀逸。おそらくは江戸時代と思われるが、ポケモンと上手く絡めて描いていて、終始魅力的に映りました。縁寿の街並みは往時を思わせる活気に満ち溢れ、時代劇を見ているようでした。 あどけなさの残る主人公の小火、江戸言葉が心地よい小粋なゴウカザル、男勝りな隊長、陰間上がりの妖艶な百夜に茶屋の亭主、出店の商人(あきんど)等キャラクターも個性的かつ魅力的で、読み手をこれでもかと飽きさせません。 その上で元服手前のキュウコンに褌を締めさせてからのおしがま、そして百夜のてだすけで放尿と、癖ぶっ刺さりでまんまとやられました。くぅ、憎いねェ! 恥ずかしい思いをしながらも、ちゃんと百夜にお礼をしなきゃと動く小火が健気で愛おしくなりました。お礼にあげたグラシデアの花が百夜(ヒスイバクフーン)の炎の色と同じという小火の台詞には膝を打ちました。そして百夜の 「おおきになぁ。これ、遠い故郷の花なんよ。ちょうど春先にようけ咲いとって……『なまら』きれいやったわ」 の台詞に、京ことばにはない故郷の方言を織り交ぜてるのも、ノスタルジー溢れてて、もうほんーね、なまらいい、なまらいいんだてばねほんーねま! 「縁寿」の街に相応しい〆らったて。 読ませてくれて、ほんねありがとね。こんげいいがん書きなさるおめさんが、個人的に優勝だこてさ! (2024/06/22(土) 17:27) 和風の世界観の書き込みがとにかく丁寧でいいんです。大人の階段を上り始めたばかりのキュウコンと元陰間のヒスイバクフーンとのおねショタ(厳密には違うけど)はフェチ込みで読みどころが多いし、脇役のキャラクターも小説を彩っていて楽しい! 特に行商人のラランテスの性格は意外性もあり、エピソードも好き。終わりまで綺麗にまとまって読後感も良かったです。 (2024/06/22(土) 19:01) 物語の流れとしてはちょっとした日常の一ページのような雰囲気でしたが、描写が全体的にとても洗練されていて読み行ってしまいました。 (2024/06/22(土) 19:55) 世界観が素敵でした お小水描写も鮮明で良き… (2024/06/22(土) 21:21) 雰囲気が最高だった。19作品の中で一番だったので投票します。 (2024/06/22(土) 22:52) 雰囲気がすごく好きです (2024/06/22(土) 23:58) □ BACK |
吉凶禍福はとなり合わせ |
確か、キリスト教だったかな? 人間の運命は神様によって決められているから、人間どもがなんかやったところでどうにもならないっていうの。それに近いお話だなと思いました。 (2024/06/18(火) 16:33) 人の心とかないんか? あ、人じゃなかった……そういう、上位種族の戯れな茶目っ気はとても面白いですね (2024/06/22(土) 00:53) 神様は残酷というか、意外と人間臭い? となると、本当に残酷なのは人間? と思いました。 (2024/06/22(土) 15:23) 様々なパターンごとに書き分けられていて、神サマ視点だとこう映ってるんだなと興味深く読み進められました。特に吉→凶は自分もやらかしそうだと胸が痛くなります。悪銭身に付かず。くわばらくわばら。 〆はまさに「神のみぞ知る」ですね。運命のいたずらと喩えられる出来事も、実は「どSメロンパン」の仕業だったりして……ね? (2024/06/22(土) 17:47) 神様と言えども、実は人間とそんなに変わらないという、ある種の皮肉が効いた作品でした。 (2024/06/22(土) 22:11) □ BACK |
旅の終わりに |
どうにも引っかかったものがあったので、失礼なのは重々承知していますが、言わせてください。「近親相姦」って健全?うーむ、健全って何でしょう? それが頭に引っかかって、後ろから襟首を掴まれながら読んでいるようでした。 (2024/06/18(火) 16:38) 長寿生物の最期のひと時が尊いです (2024/06/22(土) 00:49) マナフィとフィオネの関係性や生態などの描写はとてもリアル。生命の循環を示唆する結末も美しい書きぶりでした。ともすれば小説の世界を壊しかねない設定なんかもあるんですが、筆致も終始淡々と冷静さを保っていたおかげで、すんなりと受け入れて読むことができました。 (2024/06/22(土) 19:07) 輪廻の如く海を巡るマナフィの一生。大自然の神秘を感じました。 (2024/06/22(土) 20:46) とても面白かったです。 マナフィの一生を追体験したような気持ちになれました! (2024/06/22(土) 23:57) □ BACK |
試験対策 |
この界隈における、オーソドックス、王道ともいえる作品でした。18歳未満は立ち入れない世界ですから。「大人」の作品、楽しみました。どうもありがとうございました。 (2024/06/18(火) 16:42) 2 (2024/06/21(金) 10:23) エッチなトリミアンはとてもいいものです (2024/06/22(土) 00:31) 言われてみればトリミアンってインテリメガネ掛けてそうなデザインしてますよね……ボサボサで色気のない髪型、鋭そうな流し目、鼻持ちならないとんがった鼻。今流行りのfit撮りで三角メガネ添えてみたい。そんで家庭教師してほしいかも。それでいて案外えっちなことの手解きもしてくれちゃったりしてね。あのモフモフを掻き分けて複乳を探り当てるのは楽しそう。次は科目に合わせて様々なスタイルにカットされたトリミアンとそんなことしたいです!(?) (2024/06/22(土) 03:00) 面白かったです 試験対策に実践的行為って効果的… (2024/06/22(土) 21:18) □ BACK |
Brothers Costar |
とても良い官能小説でした。続きがあれば読みたいと思わせる終わりでした。 (2024/06/22(土) 11:10) 夜な夜な欲求不満な人妻を相手にすることを生業とするケンホロウ(兄)と、その淫らな姿を学習として間近に見ているカラミンゴ(弟)の関係性がまず面白い。「師匠」ことオトシドリのキャラクターも強烈ですねえ。カラミンゴの成長譚としても楽しめるんですが、実は……というオチの意外さも個人的にめちゃくちゃ美味しかったです。 (2024/06/22(土) 19:02) バトル描写に臨場感があって好きです (2024/06/22(土) 20:35) オトシドリのキャラがあまりにもキツくて、正直読むのをやめようかと思いました。しかし文章そのものはとても上質だったためになんとか読破。読む価値があったと思えました。 「首の結び目を、締め直せない。」という一文に辿り着いたとき、その素晴らしさにその他の評価点などはるかに凌駕しました。カラミンゴというポケモンの、こんな活かし方があったなんて。それを読めたことに感謝の投票です。お美事でした。 (2024/06/22(土) 21:22) □ BACK |
甘やかな刻 |
句点を捨てて物語すべてを一文で語りきる……言葉にすると単純で、それ単体だとただの一発芸になってしまいかねない危険なアイデア、だけどこの作品の場合は全然そんなことはなくて、それは作者さんの文章の組み立て方がうまいおかげで、読者の側に混乱がなくてするする入ってくるからってところもあるだろうし、反抗期ニャローテくんの非行とか、そんな彼が恋してる相手へのこちらが恥ずかしくなってしまうくらいの熱烈さとか、そんなニャローテを愛してるんだろうけど愛が空回りしてばかりで彼の非行を何一つ教えてもらえてすらいないオリーヴァ姐さんの悲哀とか、そういう彼らの悲喜こもごもがあえて文を切らないことによってニャローテくんの思うままに怒濤のように押し寄せてきて、気がついたらこの哀れなる登場人物たちのことが大好きになってしまっている、希有な読書体験をさせてくれたからってところもあるんだよなあって、まあ話がとっちらかったけど、何が言いたいかっていうと作者さんありがとうってことでひとつ…… (2024/06/17(月) 00:45) 地味に濡れ場が抜ける (2024/06/22(土) 20:34) んふ~コレ小説っていうのかな~どこをどう評価したらいいのかな~でも個性の塊だし面白いからな~。好きです。 とにかく全体的に好きでした。それ以外に言いようがない。 (2024/06/22(土) 21:31) 反抗期ネコチャーンの心内が句点もなく紡がれていましたがほとんど止まることなく読めて凄いなーと思いました (2024/06/22(土) 23:59) □ BACK |
共有地の喜劇 |
人類が肉体を捨てた後も一部の人間はボックスの外で慎ましやかに生きるという世界観も、人間も自然の一部に過ぎないという思想や、外部からボックスのメンテナンスが必要不可欠という人類の技術限界を思わせてとてもリアリティを感じます。 世界設定、ポケモンの生態の考察、お話の内容とテンポ、言葉選び......どれを取っても個人的にピカイチの作品でした。 (2024/06/18(火) 04:51) SF風味のある壮大な物語でした (2024/06/22(土) 19:58) 自らの背中で環境を育むドダイトスと彼を支えるレジギガス。地球の環境を守るためボックスに自らを封じてナノマシンで世界を見守る人間たち。お題の扱いが非常に壮大でした。 (2024/06/22(土) 20:47) 命の輝きを感じる一作でした。 (2024/06/22(土) 23:53) □ BACK |
きょうも変わらぬ空模様 |
(2024/06/22(土) 22:07) 「きょうはなんにもないすばらしい一日だった」 今日という日がいつまでも続きますように。 (2024/06/22(土) 23:28) 「きょう」のテーマにピッタリでした 読みやすい文体の中にある狂気のようなものが感じられ、とても面白かったです (2024/06/22(土) 23:58) □ BACK |
今日のおやつはなんだろな? |
なかよし草原、行ってみたい… (2024/06/22(土) 21:15) 多種族に姿を変えられるポケモンならではの話の作りがとても良かった (2024/06/22(土) 22:59) □ BACK |
教科書で教えてくれないこんなこと |
無機的でありながらも生々しい、一見すると相反する要素を含んだタマゴ作りの一部始終がつぶさに描かれ、読んでいて引き込まれました。 これは確かに教科書には書けないな……! (2024/06/22(土) 16:41) 未知の性行為に興味津々のコイルが初々しくて可愛いですね。 (2024/06/22(土) 20:44) □ BACK |
キョウダイヤイバ |
図体おっきいのに初心な子、好きです (2024/06/22(土) 22:10) □ BACK |
今日も今日とて戦々恐々 |
この目覚めてしまう気持ち……とても、わかります! 読みやすくてキャラも魅力的で魅力的な作品でした (2024/06/22(土) 23:57) □ BACK |
永遠の今日 |
結末を読者に選ばせるのがすごく新鮮でした。しあわせしあわせしあわせ……ちょっぴりゾワゾワくる演出も良かったです (2024/06/23(日) 00:00) □ BACK |
運営と寝ている |
ザシアンに使われたいというギルガルド特有の癖、無機物系たるギルガルドとのセックス。人類には早過ぎる内容を見事に艶めかしく書かれており感服です。 (2024/06/18(火) 04:54) □ BACK |
秘めたる穴のその奥で |
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きょうが終わっても |
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とばさーれて、まわさーれて |
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君に響け! |
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望郷のTatsugiri |
まあこれは完全に自分の好みなのですが、パルデアがスペインモチーフなのにポケモンたちに英語をしゃべらせることの効果はあまり感じられませんでした。シャリタツとかヘイラッシャの名前をスペイン語にするとか、「」と『』の違いで言語の違いを表現するとかでも十分伝わったような。ただ、それをさっ引いてもとことんかわいそうな目に遭うシャリタツの悲哀と、とくせいを利用した中盤の展開はお見事。そしてラストが素晴らしすぎたので、読み終えた瞬間投票を決めていました。王者としてのプライドだけを胸にメグを見下し袖にし続けたシャリタツですが、地位もとくせいもかつての手下もすべてを失ってしまって。そんな彼がメグと再会したとき、かつてと同じ対応をとれるのか、それともプライドを投げ捨て去り、彼女の愛を受け入れてしまうのか。続きがとても気になる完璧なラストでした。 (2024/06/17(月) 00:45) シャリタツはいくら虐めてもいい (2024/06/18(火) 01:15) 悪意があったわけではないのに物事がとにかく悪い方向へ進んでしまったのが印象的でした。シャリタツとメグに救いがあってほしい。 (2024/06/22(土) 19:54) シャリタツ切ない…… (2024/06/22(土) 20:40) 私がこの作品で評価したいのは、シャリタツの悲劇の完成度もさることながら、メグの存在でした。 この手の胸糞作品には、胸糞自体が目的になりがちなのですが、メグという善性の塊のような女の子がいるために、悲劇性が何ランクもアップしているように感じられます。しかもメグの健気さが、「ほらいい子なんですよ~~」とわざとらしくない点が素晴らしい。ポケモンを好きになり、ポケモンのために努力する一人の人間を、最後まで(ここ重要)描写し続けていました。 悲劇っぽいものを書く自分に酔っ払った原作破壊作品とは格が違います。この作品に悪はいない。それでも悲劇は起こる。その完成度は、シャリタツいじめだけでは決して表現しえなかったと思います。 ポケモンも書く。人間も書く。サブキャラも書く。しかも誰にも悪辣さを感じない。このバランス感覚は今大会でずば抜けていたと思います。 お美事でした。上質な読書体験をありがとうございます。 (2024/06/22(土) 21:29) 良質なNTRでしたね…! (2024/06/22(土) 22:53) □ BACK |